正規ディスプレイの重要メッセージを消し、True Tone機能を維持するためのIC移植作業を行いました。
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今日は少し手間のかかる作業を行いました。液晶が破損して新しいものに交換する際に出る厄介な警告文を消すため、元の液晶に付いている小さなチップを新しい液晶に移植する、いわゆるペアリング作業を完了しました。
作業の始まり
まず、破損した元の液晶からチップの状態を確認することから始めました。幸いチップ自体は問題なかったので、作業を進めることに決め、慎重に機器を開きました。
チップの取り出し
最も緊張する瞬間です。周囲に熱をかけすぎると液晶自体が損傷する可能性があるため、耐熱テープで周りを丁寧に保護しました。適度な熱を加えながらチップを覆っている接着材を削り、パターンを傷つけないようにそっと持ち上げてチップを取り外しました。
新しい装いに
取り出したチップの底には汚れたハンダが残っています。これをきれいに拭き取り、新しい液晶に取り付けられるように丸くハンダを盛り直しました。顕微鏡で確認しながら丁寧に作業したので、とてもきれいに準備できました。
移植と仕上げ
準備したチップを新しい液晶ボードに正しい向きで置きました。ほんのわずかな誤差でも動作しないため、慎重に位置を決めて再度熱を加えて固定しました。チップがしっかり固定されるのを確認した後、ゆっくりと熱を冷ましました。
最終テスト
機器を仮組みして電源を入れる瞬間はいつも緊張します。画面が表示され、設定で確認したところ、不快な警告文もなくきれいに認識されました。True Tone機能も生きており、タッチ操作も完璧です。
作業の感想
液晶だけを交換すれば楽ですが、お客様は純正の状態を保ったままのきれいさを望まれていたため、少し手間をかけました。時間はかかりましたが、完璧に修理された姿を見ると私の気持ちもすっきりします。今日も無事に修理完了です。






